Interview

仲間を知る

尾形さん
2011年入社
工事部 石油備蓄課/ダイビングスーパーバイザー(潜水指揮者・飽和潜水士)
入社した理由を教えてください
高校卒業後、潜水の専門学校に進みました。潜水を勉強するうちに、アジア海洋の深海で長時間潜れることができる飽和潜水システムのことを知りました。潜水時間を気 にせず水中に長時間いれるという魅力、また学生インターンシップでアジア海洋にお世話になり、先輩方の仕事風景や仕事に取り組む姿勢を見て、この会社で働きたい一 員になりたいと切実に思ったからです。
入社して感じたギャップはありますか?
飽和潜水ではない一般の潜水作業は時間との戦いです。水深が深ければ深いほど作業時間は短くなります。限られた時間の中で与えられた仕事をこなさなければならず、 ホース潜水なので空気消費など気にせず、迅速にスピーディーに行なわなければなりません。専門学生時代は真逆で、ゆっくり空気ボンベの空気を消費しない動きを仕込 まれるため、入社してすぐは自分と比べ先輩方が3倍、4倍のスピードで仕事を終わらせていることにとても驚きました。
仕事内容について教えてください
ベースでは工事に必要な潜水機材や資機材の準備、工事終了後の潜水機材や資機材のメンテナンス等、現場工事では潜水作業や潜水作業指揮等です。潜水作業は油断や慢 心で大きな事故・怪我に直結しかねないため、現場工事ではもちろんのこと、準備の段階でも緊張感をもって真面目に取り組んでいます。また最近では、小規模工事での 現場責任者を任せてもらえる機会が増えました。計画や施工管理において、お客様とのやり取りや事務作業など不慣れなことも多いですが日々精進しています。

一日のスケジュール

8:00
ラジオ体操、作業前ミーティング、危険予知活動
潜水機材・資機材始業前点検
9:00
作業船出航
現場到着、作業船係留
潜水作業(午前の部)
12:00
昼食
13:00
潜水作業(午後の部)
15:00
作業終了
帰港、片付け、翌日の必要機材準備、事務処理
16:15
退社
※各現場によって時間は異なります

将来の目標はありますか?
最近はROV無人潜水機やドローンといった潜水士を使わない場面も増えつつあります。ですがどんなにロボットが発達しようと、機械が行けなかったり人の手が必要な場 面は必ずあります。機械に仕事を奪われないためにも、人の手でやる良さ・品質・施工時間短縮などを考え、意識し努力したいです。また、無人潜水機や水中施工機器も 並行して使用し、潜水士が無理せず安全に業務に取り組める施工管理を目指していきたいです。
会社の雰囲気はどうですか?
怒号が飛び交う様な過度な緊張感ある現場を想像されるかもしれませんが、そういう感じではありません。業務中は適度に緊張感もあり各自が責任をもって取り組んでい ます。難しい作業でも先輩方・現場責任者から優しく丁寧にアドバイスをいただき、自分で考えやってみて失敗したとしても、先輩方が助けてくれ学習できるため割と仕 事しやすい環境だと思います。資格についても業務に必要で、やる気があれば取得することが可能です。
苦労したことはありますか?
海外の工事では現地ダイバーと仕事をする機会がありました。私自身や現地ダイバーも英語を流暢に話せるわけではなく、仕事内容等細かい部分を伝えるのに苦労しまし た。絵やCAD図面・ジェスチャー、あとは英語を話せる現地ダイバー・先輩方に助けて頂きながら作業を行いました。彼らと一緒に作業したり、その日の作業内容の会話 や世間話などで、少しずつ現地の言葉を覚えて親交を深めることができたので大変貴重な経験になりました。
うれしかったことを教えてください
長く携わった大規模工事、また規模の小さな工事でも着工から完工まで参加できた時は、充実し達成感もあり嬉しいです。ダムや橋など完工後でも携わった工事が目に見 える形で残っていくのも嬉しいことのひとつです。
休日は何をしていますか?
出張中、工事休工日には先輩や後輩と観光へ出かけたり、ご当地名物を食べに行きます。出張で様々な地域に行くことができ、出張先で観光やご当地名物を食べられるの は醍醐味のひとつです。

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